京の都 夜のモミジが紅絹色に輝く晩秋
美晴花では、「お人形のお見世出し」新作お披露目会がはじまります。
灯篭にともされ美しく煌くもみぢのように
お逢いするお人形が皆さまの心の灯になりますよう。
会期 : 2016年11月26日(土)~12月1日(木)
会場 : 美晴花ギャラリア・ドス
ご出展作家(五十音順・敬称略)
因間りか かおるこ Qeromalion*鳴力 鮫島ユリ香 清水真理 中野クニヒコ 遠方彼方 日野まき 福永のりこ 藤村光環 水澄美恵子
みやけ千夜子 美夜花りり 森下ことり 吉水たか代
初冬の京都では、師走を知らせる「南座顔見世興行」などがあり、忙しくも華やかな時期です。
「よろしゅうおたのもうします」では、「お見世出し」を主題にしております。
お見世出しは、花街で修行を積んだ女の子が「仕込み」「見習い」を経て、舞妓さんとして出発するハレの日です。
お着物をお召しになった舞妓さんが、芸妓さんのおねえさんに引かれてお茶屋さんにご挨拶して回られます。
美晴花ギャラリア・ドスでは、舞妓さんのお見世出しにならい、
初めてお目見えするお人形たちにハレの舞台をご用意したいと考えております。
お人形と舞妓さんは違いますが、デビューするときの期待と緊張で胸がいっぱいになる気持ちは同じだと思います。
作家様、お客様には、初めてお会いする作品ばかりの展覧会で、
師走の慌ただしさをひとときの間忘れ、お人形との出会いをお楽しみいただければ幸いです。
本お人形展は、12月1日を持ちまして無事終えることができました。
ご来館くださった皆様ありがとうございました。
次のお人形展は、2017年3月26日(土)~
”逢いとおした 「待つ」”
予定しております。
逢に来とうおくれやす お待ちしております